オリジナル曲をCDや音楽配信したいと考えた場合、重要なのは音源とジャケット。
好きなように作るのも良いですが、戦略的にデザインを考えるのも購入や視聴回数を上げるためには大事なことです。
デザインには色やフォントの効果、意味があります。
今回はアルバムジャケットデザインの基本を学び、印象的なジャケットを作成するための準備をしましょう。
こんな方におすすめ
- 音楽活動を始めたばかりの方
- 既に音楽を作っているが、ジャケットデザインに自信がない方
- 音楽配信を検討しているが、どのようなジャケットが適しているかわからない方
アルバムジャケットデザインの重要性
音楽のクオリティはもちろん重要だが、ジャケットデザインもまた、アーティストやアルバムの印象を大きく左右する要素となる。
デザインする際どのような点を意識したいポイントを見てみましょう。
最初の印象を決める
ジャケットは多くの場合、リスナーがアーティストやアルバムに初めて接するポイントとなります。
魅力的なデザインはリスナーの関心を引きつけ、音楽を聴いてみようという意欲を高めるでしょう。
ブランディングの要素として
ジャケットはアーティストのイメージやメッセージを伝える大事なツール。
一貫性のあるデザインを心がけることで、ブランドの確立にも繋がります。
CDジャケットと配信用ジャケットの違い
現代ではCDの他に音楽配信というリリースも選択肢としてあります。
デザインを同じにするとしても、入稿、アップロードには決まりもありますので、CDと配信どちらも使う場合は別途対応できるようにデータを用意する必要があります。
サイズや形状の違い
CDジャケットは物理的な大きさや形状があり、それに合わせたデザインが求められます。
一方、配信用ジャケットは配信サービスによって規定サイズがあるので、登録したサイトでチェックする必要があります。
デザインのポイント
CDジャケットは開封時の演出や、裏ジャケット、歌詞カードなどの要素も考慮に入れましょう。
配信用ジャケットは裏ジャケットや歌詞カードはありませんので、1枚での用意となりますが、他アーティストと一覧で並ぶという意味では、よりインパクトのあるものを考慮するなど戦略を立てる必要もあります。
効果的なジャケットデザインのポイント
ジャケットデザインを考える際のポイントを紹介します。
カラーの選び方
色は感情や印象を直接的に操作するツール。
例えば、青は冷静や安らぎを、赤は情熱やアクションを象徴する。
アルバムのテーマやコンセプトに合わせて、色を選ぶことも大切です。
テキストの配置
タイトルやアーティスト名は、ジャケットの中心や上部に配置することが多い。
しかし、ユニークな配置を考えることで、他と差別化された印象的なデザインを作成することもできます。
配信ジャケットの場合、CDよりも小さな表示となりますので、見やすさも注意する必要があります。
画像やイラストの活用
写真やイラストはジャケットデザインの主役となることが多い。
鮮明な写真、印象的なイラスト、抽象的なアートなど、アルバムの内容やイメージに合わせて選ぶことが大切です。
まとめ
アルバムジャケットは、音楽と同じくらいの重要性を持つ要素。
デザインの基本を理解し、自らの音楽やメッセージに合わせたジャケットを作成することで、より多くのリスナーに自分の音楽を届けることができます。
デザインスキルがない場合、苦手と感じる方もいるかもしれませんが、Canvaなどテンプレートを用意したツールもありますので、それを利用して作ると効率がいいでしょう。